Ambition of TABACYA1
ince 21 SEP. 1997
コラム

PINGPONG

話題の映画「ピンポン」を観た。スピリッツ連載当時は好きだったし、脚本がクドカンだし、脇に大倉孝二&竹中直人だし。

良かったのは各キャラがイメージ通りだったこと。ペコもスマイルもチャイナもアクマもドラゴンも。(バタフライジョーとオババはちょっと違った)
私の好きなシーンのひとつ、アクマが「少し泣く」って言うとこなんか、ぐっときた。

よくあるでしょ、好きな漫画がアニメになって「こんな声とちゃうっ!」と思うこと。それが無かったのよね。

で、なぜかしら、もう一度原作の漫画の方を無性に読みたくなった。そういう衝動が一度湧くと我慢ができない性分なんで、速攻で買いに行きました。<アホかも?

読んでみると、やっぱり漫画の方がいいんだなぁ、これが。松本大洋独特の雰囲気(言葉ではなかなか表わせないんだけど)ってのが、やはり映画では表現しきれていなかった感じ。

映画の方もCGを使ったり(玉がそうなのよ)して、スピード感満点の迫力の有るシーンを見させてくれて良かったんだけどね。

しかし、この映画、原作知らずに見に行く人っているんでしょうかね?(窪塚ファンとか?)そういう人の感想も是非聞きたいものだ。

コラム情報
タイトル
PINGPONG
コラムニスト
草馬一人
掲載日
2002/8/26
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